水のコラム

洗面台の混合水栓の交換方法とは?ツーホール混合水栓の交換や種類も解説

2023年09月14日  洗面所のメンテナンス

洗面台の混合水栓の交換方法について、多くの人が水栓の種類に悩んでいるのではないでしょうか?新しい水栓を選ぶ際に、現在使用中の水栓の種別が理解できないと、適切な交換が難しくなります。

そこで今回は、洗面台の混合水栓の交換方法をご紹介。とくにツーホール混合水栓の交換条件や種類について詳しく解説します。

ツーホール混合水栓を交換する前に確認すること

水栓の種類にはいろいろあり、自分で交換可能なケースもあれば、洗面台別に改修したり配管修理したりするなど、工事をすることもあります。

洗面台の水栓を取り替える際、はじめに知るべきことは、今使用中の水栓の種類や自分で交換できる水栓のタイプです。水栓の種類は、「ワンホール系」「ツーホール系」など設置穴の個数によって大きく分かれます。設置穴の数が合致していないと自分で水栓交換をできないので、ひとまずこの部分を調べましょう。

ただ、設置穴が2か所あっても、吐水口とレバー部分が独立状態の「コンビネーション系」の種類もあります。このコンビネーション系は、ツーホール系とは設置穴の規格や配管の作りが違うので、ツーホールの種類からの取り替えは不可能です。

洗面台の水栓交換が自力でできる3つの条件

新たに準備した水栓が今使っている水栓と同じ種類の場合、自分で交換できます。具体的には以下の種類が同じでなければなりません。

設置穴の数が同じもの
種類は「ワンホール系」と「ツーホール系」の2パターンです。コンビネーションの種類は設置穴が2種類ありますが、ツーホール系とは穴の規格や配管の作りが異なるので、ツーホール系から交換することはできません。

設置穴のサイズが同じもの
洗面台にあく設置穴の大きさを計測し、その穴に適した水栓を選びましょう。水栓サイズに対して穴が大きい場合は、特別の「アダプター機器」を用いれば調節できることもあります。

排水栓が同じ
排水栓の種類には3パターンあり、型が合っていない場合は自分で交換作業できません。

ポップアップスタイルは、ポップアップ棒を押し込むと排水栓が開いて、引けば閉じられます。ワンプッシュスタイルは、ポップアップ棒を一回押し込むと排水栓が閉じて、また押し込むと開くタイプです。ゴム栓スタイルは、ゴム栓で排水栓を封じるタイプになります。

ツーホール種類水栓を交換できる水栓種類確認点

水栓の交換作業をするときは、同じ種類の水栓に合わせる必要があります。ツーホールタイプの水栓を交換するなら、同じツーホールの種類を選ばなくてはなりません。

正確にいうと、ツーホール系からワンホール系への交換もできますが、設置穴が余分にひとつあるので洗面台としての外見が美しくないです。ただし、穴を封じるだけでいいときは「化粧式ふた」といわれるキャップを使用するのがいいでしょう。外見だけでなく、穴から水漏れを防止する役目もあります。

設置穴の数
差し当たり、設置穴の個数をチェックしましょう。洗面台に穴が2か所あり、2か所で水栓が留められているものがツーホール系です。

設置穴の大きさと設置穴心間
続いては「設置穴の規格」と「設置穴心間」をチェックします。

まずは、設置穴の直径を計測しましょう。新しく購入した水栓に対して、設置穴が小さすぎる場合は修理業者による加工が必要になり、交換が難しくなります。逆に、設置穴が大きい場合は、専用のアダプター機器を取り付けることで設置穴のサイズを調整できるでしょう。

設置穴心間は、2つの設置穴の中心点間の距離を指します。ツーホールの水栓を交換する際には、2つの穴の間隔が正確に合致していないと取り付けができないので、注意が必要です。

一般的なツーホール水栓の心間は、各製品メーカーで共通のサイズであり、通常は102mmです。ただし、台所用の水栓は洗面所用と異なり、心間が203mmになっている場合もあるため、選ぶ際には注意しましょう。

排水栓の種類
水栓の交換作業をする前に、排水栓のタイプも確かめましょう。排水栓のタイプは、ゴム栓で排水口を封じる種類のものや操作棒を用いて封じる種類のものがあり、通常同じ排水スタイルへの交換のみ可能です。

ポップアップタイプは、普通の排水スタイルとなります。ポップアップバーを押し込むと排水栓が開いて、引くと閉まります。ポップアップタイプからポップアップタイプへの交換は問題ありません。

ワンプッシュタイプは、ポップアップバーを一旦押し込むと洗面器の排水栓が開いて、また押し込むと閉まります。大手製の水栓に多用される排水スタイルです。使用中の水栓が大手製のポップアップタイプならば交換できます。

交換作業するときには、使用中の排水金具の状況に適したワンプッシュタイプの排水金具も同時に交換する必要があるでしょう。

ゴム栓タイプは、ゴム栓で排水口を封じる種類のものです。ツーホール種類のものに多用されています。交換するときは、同様のゴム栓タイプのものを選びましょう。

洗面台のツーホール混合水栓の交換方法

ツーホールの種類の水栓を自分で交換作業する人のために、必要になるものや作業手順について解説します。また、自分で交換できる条件も再記述します。

必要なもの
交換作業に使う道具は100円ショップでも入手できるものがほとんどです。

まず、ボロタオルや洗面器は自宅にあるものが使えるでしょう。ドライバーや六角レンチ具などは自宅になければ購入してください。100円ショップやオンラインショップで手軽に購入できます。

モンキーレンチは2本必要です。自宅になくても、1,000~2,000円程度で購入できます。水栓レンチは、1,500円ほどです。新品のツーホール混合水栓は工具専門店やオンラインショップで3,000円~4万円ほどで購入できます。

作業手順
水栓の交換作業を行う際には、作業前に水道部分の止水栓を閉めることが大切です。止水栓を閉め忘れると、水栓を取り外す際に水が噴き出し、洗面所周辺が水浸しになってしまいます。忘れずに止水栓を閉めましょう。

止水栓は洗面台の下部にあります。給水管と給湯管の2つがあるため、両方を確実に閉めましょう。ハンドルを手動で回すタイプやマイナスドライバーを使用するタイプなどがあります。右回りに回して閉めてください。

給水管と給湯管を取り外す際には、管内に残った水やお湯があふれ出てくることがあります。作業場所の下に洗面容器を設置するか、不要なタオルを敷いておきましょう。

モンキーレンチを使って止水栓側のナット部分を左回りに取り外します。ナットが固着している場合や止水栓自体が回ってしまうことがあるため、レンチを使って固定しながら取り外しましょう。

上部のナット部分も取り外します。上部の空間は狭い場合があるため、「水栓用レンチ」という特別な工具を使用することがあるでしょう。

旧水栓を取り外す際には、洗面台の裏面に取り付けられているナット部分をモンキーレンチで取り外します。ワッシャーやパッキン類もすべて取り外し、穴周辺を清掃しましょう。

洗面台の下の空間は狭い場合があるため、「水栓用レンチ」を使用しないと外せないこともあります。ナット部分を取り外した後、水栓本体を上から抜き出しましょう。

新品水栓を設置する際には、設置穴に新しい水栓を挿入します。シャワー用ノズルパーツがある場合は、すべての管を台座の内側に通してください。

次に、洗面台の下からパッキンやワッシャー、ナット類を順番に設置し、締め付けます。水側とお湯側を順に締め付け、本体が斜めにならないように左右の位置を確認しながら均等に締め付けましょう。

逆止弁を設置する際には、新品の水栓に付属する逆止弁に新しいパッキンが付いているか確認します。給水管と給湯管の両方に旧パッキンがないことを確認し、逆止弁をそれぞれの止水栓に設置します。

逆止弁がある場合は水抜きができないため、寒冷地域用の水栓には逆止弁が付いていないことがあります。

水栓から伸びる給水用ホースと止水栓を接続します。接続後、止水栓を開けて、ナット部分や止水栓のハンドルの根元から水漏れしていないか確認してください。

しばらくは5分程度放置し、水漏れがないか確認します。もし止水栓から水が漏れてきた場合は、ナットを締め直しましょう。解消しない場合は、止水栓の上のパッキン部分に異常がある可能性があるので、交換してください。

最後に、水とお湯が正常に出るかを確認して、交換作業を終了します。

自分でできない場合
単一水栓からツーホール式混合栓に取り替えたい場合は、自分ではできないので、業者に依頼する必要があります。また、ツーホール式混合栓に取り替えたい場合、洗面台の設置穴の数も不足するので、洗面台まるごと工事するのもひとつの手段です。

まとめ

本記事では、洗面台の混合水栓の交換方法に焦点を当て、とくにツーホール混合水栓の交換について詳しく解説してきました。自宅でツーホールの混合水栓を使用している方は、ぜひこの記事の内容を参考にしてみてください。適切な交換作業を行うことで、快適な洗面台の利用を継続できることでしょう。交換作業は慎重に行い、必要な工具や注意点を把握した上で作業に取り組んでください。

こうち水道職人 0120-492-315

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