水のコラム

就職!進学!引っ越し後の水まわりのトラブルは未然に防ごう【水道職人:公式】

2025年03月26日  水回り


春と言えば、就職や進学などで引っ越しが増える季節ですね。
新しい家や地域での生活はワクワク感と不安の両面を持ち、ソワソワとした気持ちで過ごしている方もいらっしゃると思います。
 
新天地では頼れる方がおらず、何かトラブルが起きた際に自分で解決しなければならない。
そんな状況になる方も、中にはいらっしゃるかもしれませんね。
 
引っ越し後は新居にまつわるトラブルが増えるもので、水まわりのトラブルもその内の一つです。
引っ越して少し経ってから水まわりで修理が発生し、不便が生じたり、修理費用が生じたりすることがあります。
引っ越し後は水まわりを点検し、トラブルを未然に防ぐことがおすすめです。
 
今回は、引っ越し後に行っておきたい、水まわりの点検についてご紹介します。
 

引っ越し直後に点検がおすすめ!


引っ越し直後は荷物の片付けや近隣に何があるかを点検するなど、するべきことがたくさんあります。
「そんな忙しい最中に、水まわりを点検する時間はない!」、「管理会社が点検しているはず」と思うか思うかもしれません。
 
しかし、水まわりの詳細な点検やメンテナンスが行われておらず、水まわりのトラブルが発生することは意外に多いのです。
時間の捻出が難しいかもしれませんが、引っ越し直後に、水まわりの点検を行いましょう。
 

水道の元栓・止水栓の位置を把握

水道の元栓や止水栓は、水漏れが起こったときに最も重要な設備です。
水漏れでは、止水という応急処置を行います。
この際に、水道の元栓や止水栓を閉めて、給水を止めるのです。
 
なお、水道の元栓を閉めると家中の給水が閉まり、止水栓を閉めると水圧が変わります。
水まわりのトラブルが起こるまでは、場所の把握に留めて回さないようにしましょう。
 

水道の元栓

水道の元栓は、集合住宅の場合、玄関のドア付近にある、パイプシャフトやパイプスペースと呼ばれる空間にあります。
パイプシャフトにはドアが付いていることがほとんどのため、ドアを開けて中を点検しましょう。
水道の元栓はむき出しで設置しているケースと、水道メーターボックスの中に設置しているケースがあります。
ただし、アパートにはパイプシャフトがないことが多く、階段付近の地中に水道メーターボックスを埋設しているでしょう。
 
戸建て住宅の場合は、アパートと同様に水道メーターボックスを埋設しています。
埋設場所は玄関付近の地中が多い傾向にありますが、敷地内の壁際に埋設されていたり、壁に取り付けられていたりすることもあるでしょう。
 

水道の止水栓

水道の止水栓は住居形態を問わず、蛇口の近くに設置しています。
 
キッチンや洗面台は、キャビネットを開けると止水栓が見つかるでしょう。
蛇口が水だけではなく湯も使用できるタイプの場合、止水栓も2つあります。
 
浴室は蛇口の留め具付近に止水栓があり、トイレはタンク下あたりの床に止水栓があります。
トイレの止水栓は、タンクが視界を遮って見付けにくいかもしれません。
しゃがんだり覗き込んだりして、止水栓の位置を把握しましょう。
 
また、ウォシュレットが使用できるトイレの場合、ウォシュレットの止水栓もあります。
ウォシュレットの止水栓の位置は、トイレの取扱説明書を見ながら、点検してください。
 

蛇口・配管の水漏れ

蛇口は水漏れが起こりやすい設備で、給排水管は水漏れしていると被害が大きくなりやすい設備です。
 
蛇口の水漏れは蛇口を開いて、

  • 水がちゃんと出るか
  • 蛇口の根元に水がたまらないか
  • 蛇口を閉めた後に水が落ちないか

の3点を点検しましょう。
 
給排水管の水漏れは、キッチンや洗面台のキャビネットに荷物を入れる前に、

  • 水濡れがないか
  • 水が落ちこないか
  • 給排水管を触っても濡れていないか

を点検してください。
 
また、壁や天井、床に水シミがないかも点検しておきましょう。
シミができているときは、水漏れしている可能性や、過去に水漏れしていて、水漏れは修理済みだけれど水漏れ以外はそのままという可能性があるのです。
 

濁りやニオイ

給水管に破損が生じている場合、水道水に不純物が混ざることがあります。
また、悪臭が漂っている場合、排水管が破損している可能性が高いと言えます。
 

給水管の濁りやニオイ

中身を確認できるように、ダークカラー以外のカップやタンブラーに水道水を汲み、濁りや不純物が浮かんでいないかを点検してください。
このとき、異臭がしないかも点検しておきましょう。
 
濁りの中には、給水管の中にできているサビが原因で濁りが発生するものがあります。
飲用しても人体に影響はないと言われていますが、サビは給水管が破損する前兆という可能性があるのです。
濁りはすぐに消えると思って、放置しない方が良いでしょう。
 

排水管のニオイ

排水管が破損している場合や、排水トラップが取り付けられていない場合などは、鼻を覆いたくなるような悪臭が漂っています。
これほどひどくないときでも、排水管が破損しているときは、キッチンや洗面台のキャビネットの中、トイレなどで悪臭を嗅ぎ取れるでしょう。
 
なお、水道を使用しているときや排水時に異音を発生している場合も、給排水管が破損している可能性があります。
 

トイレのつまり・水漏れ

トイレは、水まわりトラブルの代名詞と言える設備です。
引っ越し後は必ず点検することをおすすめします。
 

トイレのつまり

引っ越し前の家と比較してトイレの流れが悪いと感じるときは、トイレがつまっている、もしくは、つまりかけている恐れがあります。
トイレのつまりは自分でも解消できる問題だと思いそのままにしていると、つまりが悪化して汚水の逆流が発生するかもしれません。
 
つまりの原因が水溶性のものの場合、時間の経過で溶けたり、ラバーカップなどでつまりを解消できます。
しかし、非水溶性のものの場合、徐々に排水管の奥深くまで流れていき、取り除くためにはトイレの排水管の分解が必要になるケースもあり得るのです。
 
このとき、現在の住人が管理会社や大家に責任追及されることもあるでしょう。
このような事態を避けるためにも、つまりは放置しないことを推奨します。
 

トイレの水漏れ

  • 便器の中にいつまでも水が流れている
  • タンクの中の給水が止まらない
  • ウォシュレットからチョロチョロと水が漏れている
  • トイレまわりの床が濡れている

これらの症状がある場合、そのトイレは水漏れしています。
 
トイレの給排水は、タンクの中にある部品が連動して動くことで行われます。
そのため、タンクの中にある部品が一つでも壊れてしまうと、正常に給排水が行われなくなってしまうのです。
 
ただし、ウォシュレットの水漏れはタンクとは関係がありません。
ウォシュレットは便座に付属しているものです。
ウォシュレットの水が止まらないときは、ウォシュレットや便座が破損している可能性があります。
 
また、トイレの水漏れは便器やタンクの破損でも起こります。
トイレまわりの床が濡れているときは、便器やタンクの破損を疑った方が良いでしょう。
便器やタンクに亀裂や線が入っていないか点検してください。
 

排水口・排水溝

家の中にある排水溝と、ベランダなどの家の外にある排水溝も、つまりを点検しましょう。
 

排水口

家の中の排水口は、比較的点検は簡単です。
排水口の上にある蛇口を開けて、排水口に流れていく水の様子を窺い、スムーズに排水されれば問題はありません。
 
この際、異音を発生していないかも点検しましょう。
スムーズに排水されていても、異音を発生しているときは、排水口がつまっている可能性があります。
 

排水溝

外の排水溝は、バケツなどで汲んだ水を流した程度ではつまっていても気が付きにくい傾向があります。
そのため、排水溝のまわりに濡れた枯れ葉などがたまっていないか、汚泥(おでい)がたまっていないかを点検しましょう。
 
これらがある場合、つまっている可能性や、つまりは発生していないけれど排水溝の中にたまっている可能性があります。
 

給湯器の動作確認

ほとんどのご家庭に給湯器が設置されていると思います。
給湯器も水まわり設備の一つのため、引っ越し直後にしっかりと点検しましょう。
 

  • 給湯器のボタンを操作して正常に動くか
  • 湯の温度は設定温度と比較して、低すぎたり高すぎたりしないか
  • エラーが出ていないか

を点検してください。
 
また、自動湯張機能などの自動機能が付いている場合、これらの機能も動くか点検しておきましょう。
 

水まわりでトラブルが起きているかも?!


水漏れの点検中に違和感を覚えた場合、賃貸住宅と分譲住宅とで対応方法が変わります。
 

賃貸住宅の場合

引っ越し先が賃貸住宅のときは、水まわりのトラブルは管理会社や大家に連絡してください。
すぐに連絡が難しいときは、スマホやカメラで状態を記録して、数日以内に連絡しましょう。
 
引っ越し直後は忙しく、時間が取れないからと何日も後回しにしてしまうと、水漏れやつまりの原因が現在住んでいる住人の責任となる可能性があります。
理不尽だと思う事態に陥らないために、記録しておくことがおすすめです。
 
ただし、連絡するまでの対策として、シールテープを巻くなどの自己処理を施した場合、入居前からの不具合だと認められないケースもあるでしょう。
自己判断で修理を施さないようにしてください。
 

分譲住宅の場合

建売住宅の場合も注文住宅の場合も、引渡し前に最終確認を不動産屋などと行っているはずです。
しかし、最終確認でも不具合が見付けられなかったというケースは、間々あります。
とくに、水まわり設備の施工不良では、使用してから発覚ということも少なくはありません。
 
入居してすぐに水漏れやつまりなどのトラブルに気が付いたときは、売買契約書に記載がある業者に連絡してください。
アフターフォローを設けている業者の場合、専用の窓口を設置している可能性があるため、契約書に目を通してから連絡しましょう。
 
また、居住後数カ月経過してから、水まわりのトラブルが起こるケースもあります。
それぞれの設備にどれだけの期間保証が設けられているかを確認し、業者に連絡しましょう。
 
分譲住宅では、住人がご自分で修理業者を呼ぶと思っている方もいらっしゃいます。
これは半分正解で、半分不正解。
保証期間を過ぎているときや、住人の不注意で破損させた場合は、自己責任での修理が必要です。
ただし、保証期間内であれば、業者の責任で修理できるケースもあります。
 

水道修理業者に相談したいときはこうち水道職人へ!


水漏れやつまりの点検をしたけれど、自己点検の結果に不安が残るときは、こうち水道職人にお任せください!
 
こうち水道職人は、地域密着型の水まわりのメンテナンスサービスを提供している会社です。
水漏れやつまりの点検、修理、交換など、さまざまな水まわりトラブルに対応しています。
 
引っ越し後は初めてのエリアで知人が誰もいないということも、少なくはありません。
そのような状態では、水まわりトラブルを点検していて違和感を覚えたとしても、それが本当に間違いのない結果なのか相談できずに不安ですよね。
そのようなときは、こうち水道職人にご相談ください!
作業員が最短30分で駆けつけ、お客様の水まわりのご不安をお伺いいたします。
 
こうち水道職人では、お見積書を発行後、お客様のご承諾をいただいた後に修理しています。
管理会社に確認してほしいといったご要望がある場合、代わりにお伺いすることも可能です。
 
水まわりのお困りごとは、こうち水道職人にお気軽にご連絡くださいませ!

こうち水道職人 0120-492-315

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