水のコラム
洗面所の水が濁る原因は水道管！？原因や対策法を紹介
洗面所から濁った水が出る
洗面所は手や顔を洗う場所です。
突然濁った水が出てきたらびっくりしてしまうでしょう。
しばらく水を流していればおさまる濁りならさほど問題はありませんが、濁ったまま透明な水に戻らないという場合は要注意です。
場合によっては水道管の交換も視野に入れなければいけない場合もあります。
濁っている色をチェックしてみよう
洗面所からいつもとは違った濁った水が出てくる場合は、どのような色なのかチェックしてください。
色によって濁りの原因や対処法が違いますので、詳しく見ていきましょう。
・白い水が出てくる場合
白い水が出てきた場合は、透明なコップや容器に水を入れてしばらく放置してみてください。
しばらくたって透明になるようであれば、原因は水に気泡が混じっていただけと考えられます。
洗面所から水を出す際に、配管内の水に圧力がかかり、空気が入り込んでしまうのです。
白く濁って透明な水に戻らないという場合は、亜鉛が溶け込んでいるかもしれません。
最近ではあまり新しく設置することはありませんが、古い建物だと給水管に亜鉛メッキ銅管が使われていることが多く、腐食によって水道水に溶け込むことがあるのです。
白い濁りが戻りづらい、頻繁に続くことがあれば、給水管の交換が必要かもしれません。
自分で交換するのは難しいので、水回りの専門業者にご相談ください。
・赤や赤茶色の水が出てくる場合
赤や赤茶色の水が出てくる場合は、水道管の継ぎ目に使われている鋼鉄のサビが剥がれ落ちて混じりこむことが原因です。
特に古いマンションなどでは、金属物質が腐食してる可能性が高いので、交換の時期と考えて、点検を依頼してみてください。
近所で水道工事が行われている場合などにも、赤い水が出てくることがあります。
このケースは水を一定時間流しておくと、大抵は透明な水に戻ります。
対処法としては、1分〜5分程度水を流しっぱなしにしてみてください。
水が透明に戻れば問題ありませんが、濁った水がおさまらない場合は、水道局や水回りの専門業者に連絡しましょう。
・青い水が出てくる場合
青い水の原因は、光の屈折がほとんどです。
対処法は、透明なコップに洗面台の水とミネラルウォーターを別々に入れて、色の比較をしてみてください。
ミネラルウォーターも青く見える場合は光の屈折によるものだと判断できます。
海が青く見えるのも光の屈折によるものです。
しかし、ミネラルウォーターと比べても青いという場合は、給湯器から不凍液が混入している場合があります。
給湯器の業者や、水回りの専門業者にすみやかにご連絡ください。
・黒い水が出てくる場合
黒い水が出てくる場合は、二酸化マンガンが原因かもしれません。
水道水に含まれるマンガンという成分は、水の消毒に使用される塩素と反応すると、二酸化マンガンという成分になります。
この二酸化マンガンが水道管に付着して、何かしらの原因で水に混入する場合がありますが、ほとんどの場合は、水道水を流しっぱなしにすることで透明な水に戻ります。
解消されない場合は、水道局や水回りの専門業者に相談してみましょう。
水の濁りが直らない場合
水が濁っていたら、まずはばらく水を出しっぱなしにしてみてください。
どの色の水も透明に戻る場合は問題ありませんので問題ありません。
しかし、水の濁りが直らない場合は、健康を害する恐れもありますので、念のため水の使用を中止して、すみやかに水道局や専門業者に連絡して点検してもらってください。
悪臭がする場合
洗面台のトラブルでは、水の濁りのほかにも悪臭も気になります。
洗面台から臭う悪臭の多くは、排水管が原因です。
皮脂汚れや、髪の毛、石鹸のカスなどが排水管に溜まってしまうと悪臭が発生します。
対処法としては、パイプクリーナーを流してみてください。
それでも臭いがおさまらない場合は、排水管の奥の配管が原因かもしれません。
自分では点検できない箇所なので、水回りの専門業者に相談してみましょう。
また、洗面台はピアスなどのアクセサリーを落としてしまいがちです。
流れずに留まっている場合は、ゴミなどが溜まって悪臭の原因となってしまいますので、何か落としてしまった場合は、配管パイプを外して取り除きましょう。
洗面所や浴室、キッチンやトイレなと、家中の水のトラブルでお困りの際は、水のサポート高知にお気軽にお問い合わせください。
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