水のコラム
気になるお風呂の汚れ！効果的な掃除方法をご紹介！
お風呂汚れの種類と掃除法
1日の疲れを癒やしてくれるお風呂ですが、浴室が汚れていると気分が良いものではありません。
お風呂は湿気が多く雑菌が繁殖しやすい場所なので、掃除したはずでもすぐに汚れが気になってしまいます。
お風呂の汚れと一口に言っても、さまざまな種類があるので、ここではお風呂汚れの種類別に掃除方法をご紹介していきましょう。
・水垢
お風呂の汚れで1番気になるのは、鏡や蛇口などに付いている水垢ではないでしょうか。
ゴシゴシ洗ったはずなのに、乾いたら水垢が残っている、という経験をした人も少なくないはずです。
水垢とは、水道水が蒸発することによって、水道水の中に含まれるカルシウムやケイ酸などの成分が残ったものを指します。
出来立ての水垢は酸性の洗剤を使えば落とすことができますが、しばらく放置していたものは落ちづらくなってしまいますので、まめに水垢スプレーなどで除去することをおすすめします。
また、ケイ酸による水垢はなかなか落としづらいので、クリーニング業者に依頼して洗浄してもらうのがおすすめです。
年末の大掃除のときなど、一年に一回はプロに頼んできれいにしておきましょう。
・排水口のヌメリ
排水口は皮脂汚れや石鹸カスによって、雑菌が繁殖してヌメリが発生してしまいます。
放っておくとどんどん汚れが溜まり、詰まりの原因や臭いの原因にもなってしまいますので、早めの対処がおすすめです。
汚れが酷い場合は、重曹を振りかけて、その上にクエン酸水を流し込み発泡させて20分ほど放置します。
発泡によって汚れが落ちやすくなりますのでおすすめです。
・カビ
お風呂は湿気が多いのでカビやすい場所です。
最初はピンクの汚れが付着して、雑菌が繁殖して黒いカビになっていきますので、ピンク色の汚れのうちに掃除するのをおすすめします。
ピンクの汚れは、中性洗剤で簡単に落とすことができます。
しかし、ピンク汚れは頻繁に起きやすいので、お風呂上がりには水滴を拭くなどの工夫をすると良いでしょう。
黒くなってしまったカビは酸性の性質があります。
アルカリ性の洗剤や重曹を使って、塗布して時間を置いてカビを浮かせると掃除がしやすくなります。
また、お風呂場の換気扇もカビが生えやすいので、定期的に部品を外して掃除しましょう。
・石鹸カスの汚れ
お風呂の浴槽や排水口付近にできる白い汚れは、石鹸カスが残ってできた汚れです。
放置しておくと落としづらくなりますので、こまめに掃除してください。
石鹸はアルカリ性なので、酸性の洗剤やクエン酸を使うときれいに落とすことができます。
・サビ
お風呂場にヘアピンを放置しておくと、サビが付着して落ちなくなります。
中性洗剤や重曹で擦って落としましょう。
賃貸物件でサビの跡をつけてしまうと、原状回復費が発生してしまう場合がありますので注意してください。
お風呂を掃除する際の注意点
お風呂の汚れは、皮脂による酸性の汚れや、石鹸カスの汚れはアルカリ性などさまざまです。
そのため、洗剤もいろいろな種類を使うことになります。
お風呂場の黒カビには、塩素系漂白剤が効果的ですが、酸素系の洗剤やクエン酸と混ぜると有害なガスが発生するので注意が必要です。
また、直接皮膚に触れてしまうと炎症を起こしてしまいます。
使用する際は、換気を十分にして、手袋とマスクをして行ってください。
お風呂掃除で用意したいもの
お風呂掃除で用意したいものは、最低でも浴槽用のスポンジとバスブラシの2つです。
そのほか、細かい汚れには使い古しの歯ブラシがあると便利です。
また、強い洗剤を使用する際には、手袋とマスクがあると安心して掃除ができます。
洗剤は、市販のお風呂用洗剤の外、重曹とクエン酸があると便利です。
お風呂汚れはまめな掃除が大事！
お風呂は湿気がこもりやすく、すぐに雑菌が繁殖してしまいます。
すぐに掃除すれば落ちる汚れも、時間が経つと落ちにくくなってしまいますので注意してください。
お風呂汚れを予防する方法は、お風呂から上がったら浴室の水滴などを拭き取ることです。
換気扇を常に回して換気をよくしておくのも重要です。
シャンプーなどのボトルの底などもまめに拭いておくと雑菌が繁殖しづらくなります。
洗面器や椅子なども、水滴を吹いておくと水垢やヌメリがつきにくくなります。
自分では落とせない汚れや、換気扇の汚れ、排水口の臭いなどは、専門業者に依頼してクリーニングしてもらうのもおすすめです。
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