水のコラム

トイレを徹底掃除して、清潔で快適なトイレ環境をキープしましょう

2021年07月22日  トイレのお掃除

トイレの掃除はこまめにすることが大事

皆さんはトイレの掃除を、どれくらいの頻度で、どの程度していますか?トイレは汚れの溜まりやすい場所ですし、トイレにつく汚れは一筋縄ではいきません。またトイレの汚れには、大腸菌やサルモネラ属菌などの細菌類、ノロウィルスやロタウィルスといったウィルス性のものなど、部屋の汚れ・部屋にいる雑菌よりも警戒すべきものがたくさん潜んでいます。本来なら毎日の掃除が欠かせない場所ですが、忙しくて手が回らない日もあるでしょう。

しかし、トイレの汚れをそのまま放置していると、菌の繁殖だけでなく、黒ずみが発生し、水垢や尿石がこびりついて頑固な汚れに成長します。溜まった汚れに気付いていざ掃除しようとした時には、大変に手間がかかることでしょう。そうならないためにも、まずは毎日の掃除で気を付けておきたいポイントを押さえて、効率良く衛生的な環境を保ちましょう。

毎日の掃除のポイント

まず、毎日必ず汚れがつく便器の中、直接肌が触れる便座は、こまめに掃除しましょう。一日の汚れを一度リセットするつもりで、トイレ用中性洗剤を使って便器の中の汚れをブラシでこすり落とし、トイレ用掃除シートで便座の表・裏や便器のふち、外側などを拭きあげます。

毎日ブラシでこすって掃除するのは手間だと感じる方は、毎日の掃除として続けやすいよう、もう少し手軽な掃除でも構いません。最近では、シュッとスプレーして流すだけで洗浄力を発揮するトイレ用洗剤も市販されていますので、そちらを試されてみても良いかも知れません。
とにかく汚れをなるべく溜めないようにすることが大切です。

それぞれご家庭の便器の形によりますが、カーブになっている部分、水が溜まる水面の位置は汚れが溜まりやすく、黒ずみなどが発生しやすい場所です。目に見えて汚れが出ていないうちからも、そこに汚れがあることを意識して掃除するようにしましょう。

またブラシでこすって掃除をすると、思いのほか水がはねていたりするものです。拭き取り掃除は、ブラシでの掃除の後に行いましょう。菌の繁殖を抑えるために、除菌クリーナーや除菌シートを使用するのも効果的です。

毎日の掃除に+αして、定期的に汚れを除去する

毎日の手軽な掃除だけではどうしても取り切れない汚れが、やがて黒ずみや黄ばみ、尿石や水垢になってしまいます。そうした汚れの対策に、週に一度はまとまった掃除を行いましょう。

実は、トイレの黄ばみやこびりついた尿石は、日々の掃除で使う中性洗剤では取りきれません。週に一度は、酸性洗剤やクエン酸を使って汚れを溶かして落とすことが必要です。特に便器のふち裏などは、掃除がしにくく、日頃見落としがちな部分になります。ふち裏までしっかり洗剤を届けて、こびりついた汚れを分解して落としましょう。

さらに、黒ずみ汚れやカビとなると、中性洗剤でも酸性洗剤でもなく、塩素系漂白剤の使用が必要となってきます。ただし、ここで要注意です!酸性洗剤と塩素系漂白剤は、決して一緒に使ってはいけません。酸性と塩素系が混じると、塩素ガスという毒性のガスが発生し、非常に危険です。取り扱いの際は、十分注意しましょう。

便器の中をしっかりと掃除し終わったら、トイレ用掃除シートや除菌シートを使って、普段は手のまわらない便器本体の外側や側面の拭き取りも忘れないようにしてください。

頑固な汚れを落とすには

週に一度の掃除でもなかなか落ちない頑固な汚れには、より強い市販の洗剤や、尿石用洗剤を使ってみてください。尿に含まれるカルシウムが固まってできた尿石や、水道水のカルキが結晶化したものは、石灰化する際にこびりついてしまい、非常に強力な汚れとなります。

特に尿石はアンモニア臭を発するため、トイレの不快な臭いの元です。しっかり落としてトイレの臭い問題も解消しましょう。石灰化した汚れはアルカリ性です。アルカリ性は、酸性によって中和されます。強力な酸性洗剤を使用するのも良いですが、重曹+クエン酸を使ってこびりついた汚れを分解させるのも良いでしょう。

水道水100ミリリットルにつきクエン酸小さじ1/2~1を加えて作ったクエン酸水スプレーを、尿石のある部分に吹きかけます。その上に重曹を振りかけ、30分ほど放置してからブラシでこすって汚れを落としましょう。頑固な尿石には、クエン酸水に重曹を多めに混ぜて、ペースト状にしたものを塗りこみ、長めに放置してからこすり落としてください。

その他の気を付けるべきポイント

便座に、便座カバーや便座シートを使用している方は、こまめに交換をしましょう。カバーやシートに付着した汚れが臭いの原因にもなります。便座カバーをしていることで便座の掃除がしきれないという点も留意しましょう。

また、便器と床のつなぎ目の部分も、汚れの溜まりやすい場所です。トイレ用掃除シートで取りきれない場合は、ヘラやプラカードなどを使ってこそぎ落とし、ブラシで汚れを掻き出しましょう。便器と床のつなぎ目に汚れが溜まらないよう、コーキング材で隙間を埋める、汚れ防止の隙間シートを貼るといった防止策も有効です。トイレのさまざまな汚れに正しく対処して、快適なトイレ環境を保ちましょう。

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こうち水道職人 0120-492-315

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