水のコラム
急に発生する嫌なコバエ…その特徴と撃退するための掃除方法を紹介します!
気温が上がる時期になると、キッチンの周りでコバエを目にすることが多くなります。
普段からきれいに掃除しているつもりでも、見えないところに汚れが残っていて、そこから発生しているかもしれません。
特にキッチンは食べ物を扱う場所なので、コバエが飛び交っていると食品衛生上にも良くありません。
今回は、コバエを撃退するための掃除方法を紹介します。
コバエにもさまざまな種類がある
「コバエ」とは体長2~3mm程度の小さなハエのことですが、実際にはコバエという種類のハエはいません。
小さなハエの総称として呼ばれており、コバエにもいくつかの種類が存在します。
例えば、家の中でよく見られるのが「ショウジョウバエ」「チョウバエ」「ノミバエ」などです。
コバエの種類によって発生源が異なり、キッチン、お風呂場、観葉植物などで発生します。
コバエはどこから発生するの?
ショウジョウバエやノミバエは生ゴミや腐った植物をエサとするので、キッチンで発生することが多いです。
暑い時期に、キッチンシンクの三角コーナーやゴミ箱の中にコバエが大量発生して困ったという経験があるかもしれません。
果物の皮にコバエがたかっていることがありますが、そのコバエの種類はショウジョウバエかノミバエだと考えられます。
お風呂場や水回りの排水溝周辺で見られるのはチョウバエです。
お風呂場やキッチンの排水溝の掃除をサボり汚れが溜まると、チョウバエが卵を産み大量発生してしまいます。汚れを溜めないように、こまめな掃除を心がけましょう。
植木鉢やプランターなどの観葉植物の周りにもコバエが飛び回っていることがありますが、これは「キノコバエ」です。
体長1~2mmとかなり小さいので、網戸の網目もすり抜けて部屋に入ってきてしまいます。
観葉植物の土に生える菌類や植物の茎を栄養分として繁殖します。
掃除をしてコバエを発生させない環境づくりが大切
コバエ取りやコバエ対策としてさまざまなグッズが販売されていますが、一番大切なことは、掃除をこまめに行ってコバエを寄せ付けない環境を保つことです。
それでは、コバエの発生を防ぐための掃除方法を紹介します。
・コバエ対策には重曹がおすすめ
重曹は弱アルカリ性なので油汚れを分解してきれいに落とす効果があります。
洗い物をした後、重曹を使って掃除することでシンクの汚れを落とせるだけでなく、掃除の後に流した重曹を含む水で排水溝内に付着した汚れにも効果的です。
普段から重曹を使って掃除をすれば、キッチンシンクを清潔に保ちながらコバエも寄せ付けません。
・コバエを防ぐ排水溝の掃除方法
排水溝の掃除には重曹とお酢を使った方法がおすすめです。
方法は、排水溝に重曹をたっぷりとかけた後、シュワシュワと泡が出てくるまでお酢を流し入れます。
泡によって成分をしっかりと浸透させるためにそのまま5~15分くらい放置し、40~60度のお湯を流します。
汚れがひどい時は、ゴミ受けに重曹を大さじ3~4杯振りかけて、使い古しの歯ブラシで磨き洗いしましょう。
重曹には研磨作用があるので、頑固な汚れも削り落とすことができます。
コバエを寄せ付けないための工夫
コバエを寄せ付けないためには、キッチンを常に清潔な状態に保つことが大切です。
ちょっとした工夫がコバエ対策になるので、今日から実践してみてください。
・三角コーナーを置かない
キッチンシンクに三角コーナーを置いておくと、調理中に出た生ゴミや食べ残しを捨てられて便利ですが、ゴミを長い間放置しておくとコバエの発生源になってしまいます。
また、ゴミを頻繁に捨てていても、三角コーナー自体が汚れていては意味がありません。
できれば三角コーナーを置かないようにしましょう。
今では、生ゴミを入れる自立型の水切り袋が販売されており、袋のままゴミを簡単に捨てられて便利なので利用してみると良いでしょう。
・買ってきた食材は涼しい場所にすぐ保管
買ってきた食材を外に置きっぱなしにしておくと、コバエの発生源になってしまいます。
夏場は、じゃがいもやバナナ、みかんなど常温で保存できる食材でも冷蔵庫に入れて保管しましょう。
・食事後の食器はすぐに洗う
食事後、食器に食べカスが付いたままにしておくとコバエが寄ってきてしまいます。
食事が終わったら、食器をすぐに片付けるようにしましょう。
・ヌメリ
排水溝内に流されて詰まった生ゴミを放っておくと、菌が発生し増殖することでヌメリ汚れとなります。
ヌメリもコバエのエサとなるので、排水溝にゴミが流れていかないように、ゴミ受けにネットを取り付けておきましょう。
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