水のコラム

システムキッチンは修理すべき?交換にかかる費用やタイミングを解説

2022年04月25日  キッチンのメンテナンス


キッチンの設備が思い通りに機能しなかったり、頑固な汚れがこびり付いて掃除をしてもなかなか取れなかったりする場合、毎日のように使う場所ということもあり、その分ストレスが溜まってしまいます。

そういったストレスを抱えないためにも、キッチンの状態によっては修理や交換をしなければなりません。ということで今回は、キッチンの耐用年数や交換する際に気を付けるポイント、交換にかかる費用などをご紹介します。

システムキッチンの耐用年数は?

キッチンがどれだけの期間正常に使えるか分からないという方も多いかと思いますが、一般的にキッチン自体の耐用年数は10〜20年ほどだと言われています。

ただ、これはあくまでも目安なので、キッチンの使用頻度や使い方によって耐用年数は変動します。そして、長いこと使い続けているとさまざまな不具合が発生してきますが、その症状や設備の状態によって修理を行えばいいのか交換した方がいいのかが変わってくるため、その都度見極めが大切です。

システムキッチンのなかでも、レンジフードやコンロといった特定の部分において多少の不具合を感じているのであれば、対象の箇所を修理することで問題を解決でき、費用も安く済ませられるでしょう。しかし、

同じキッチンを15年以上など長い期間使い続けている
修理をしたにもかかわらず故障を何度か繰り返している
汚れやカビがそこらにこびり付いて、掃除をしても取り切れない
コンロから異臭がし、異常燃焼を起こす
シンクの下で水漏れが起こっている

といった場合には、大きな事故などに発展する前に交換をする必要があります。

古いものを使い続けるのではなく、最新のキッチンにすることで料理を行う際の作業効率も上がり、不具合によるストレスがなくなることで生活のモチベーションアップにもつながります。

自宅のキッチンがそろそろ寿命だと感じてきたら、お金がかかってしまっても修理ではなく交換するという選択をしてみるのもいいでしょう。

システムキッチンを修理・交換したほうが良い理由

料理をする人ならば毎日のように使う場所であり、それ以外の人にとっても生活していくうえで欠かせない場所であるのがキッチンです。

そのため少しでも設備に不具合を感じてしまうとそれはストレスとなってだんだん蓄積されていき、生活の質を低下させることにもつながります。

キッチンの一部が故障しているのであればその箇所を修理するだけで済みますが、使用している年数が長ければ長いほど、さまざまな箇所で不具合の症状が出てきてしまうため、そうなった場合は不便を感じない生活をおくるためにも、キッチン自体を交換した方がよいでしょう。

修理・交換をするとなれば業者に依頼して工事を行う場合がほとんどですが、作業にかかる費用が高いことから、なかには自分でDIYをしようと考える方もいるかと思います。

たしかにDIYは業者に依頼するよりも費用を安く済ませることが可能ですが、専門的な知識や技術がなければ難しく、かなりの手間がかかってしまうため、お金はかかってしまっても業者に依頼するのが一番確実な方法です。

業者に依頼した場合、経験や実績があることから専門的な作業を安全かつ正確に行ってもらえる・仮住まいに引っ越さなくても作業してもらえるため、日々完成していく様子を間近で見られる・業者によってはアフターサービスが充実している・細かな要望にも柔軟な対応をしてくれるなどのメリットがあり、お金がかかる分新しいキッチンに対する理想を叶えられるでしょう。

システムキッチンを修理・交換する時に注意するポイント

使っている年数が長くなってくるとさまざまな箇所で不具合が発生するため、業者に依頼してキッチンを修理・交換してもらうのが一番確実で多くのメリットがあると説明しましたが、メリットに対してデメリットもあり、交換する際に注意しなければならないポイントがいくつか存在します。

主なデメリットとしては、

工事を行っている間自宅のキッチンを使用できない
キッチンまわりに置いている家電などを別の場所に移さなければならない
停電や断水が起こる時間帯がある
業者が作業を行っているため、他人が常に室内にいる状態になり、出かける際は鍵を他人に預けなければならない
工事が長引くことで作業にかかる費用が高くなってしまう可能性がある

といったことが挙げられ、工事の規模が大きくなれば大きくなるほどストレスも増えてしまうでしょう。

また、工事を依頼する際の業者もさまざまで、工務店や住宅設備メーカーからリフォームを専門とした会社まで数多くの選択肢があるため、どこの業者に依頼するのかということも重要になってきます。

業者選びの際は、

事業者団体への加盟や建設業許可の登録がなされているか
今までの経験や実績が信用できるものなのか
自分が必要としているリフォーム内容にその会社があっているのか
工事の後のアフターサービスや保証制度はどのくらい充実しているか

ということに注意が必要で、これらの点をしっかりとチェックせずに作業を依頼してしまうと後々後悔することになる危険性があります。

そのため依頼する前に各業者のホームページや口コミを調べ、本当に信用できる業者なのかの見極めが重要になってきます。そして工事にあたって細かな要望がある場合も、業者ごとでどれだけ柔軟に対応してくれるのかが変わってくるため、そういった対応面においても事前にチェックしておかなければなりません。

特にキッチンの交換は安く簡単に行えるものではないので、依頼する前にデメリットをしっかりと理解し、ここなら任せても大丈夫だという業者を見つけるようにしましょう。

システムキッチンの修理を依頼した時にかかる費用は?

修理・交換をお願いするうえで一番気になってくるのは「どれくらいの費用がかかるのか」ということだと思います。まず、業者に依頼する場合の費用として「新しく設置する製品の代金」と「工事自体の作業料金」という2つがかかってきます。

ただ、修理を行う際は新しい商品を設置する必要がなく、作業料金だけで済むため比較的どの箇所の修理も安く行うことが可能です。

一方キッチンの一部を交換する・全体を交換するといった場合は、新しい製品の代金も上乗せされ、ガスコンロからIHコンロに交換する場合は15〜30万円・レンジフードの交換は4〜10万円といったように、安い金額で済ますことが不可能になります。

交換に関しては、交換したい箇所やどういった製品を付け替えるかによって費用が大きく変動してくるため、これぐらいの金額を用意しておけば間に合うとは言い切れませんが、修理よりも圧倒的に高額になってしまうので、なおさら業者選びを慎重に行う必要があります。

また、キッチンの使用年数が長いことなどから全体を丸ごと取り替えるといった場合の相場としては、マンションであれば50〜100万円・一戸建ての住宅であれば100〜150万円くらいが必要になり、レイアウトの変更や付け替えるキッチンの種類によって必要となる費用が大きく変わってきます。

このように修理だけであれば安く済ませることが可能ですが、交換ともなるとかなりのお金が必要になるので、業者に依頼する際は必ず見積もりをとってもらうようにしましょう。

まとめ

生活に欠かせないキッチンだからこそ、不便を感じたら早めに交換することが大切です。まだそこまで年数が経っていないのであれば修理でも十分ですが、使い始めて10年以上が経過しているのであれば交換することをオススメします。

ただ、交換するにあたって必要となる費用はかなり高額なので、慎重に業者を選ばなければなりません。ここなら頼んでもいいと納得のできる業者を見つけた際は、しっかりと見積もりをとってもらったうえで交換を依頼するようにしましょう。

こうち水道職人 0120-492-315

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