水のコラム

キッチンリフォームにかかる日数や費用は?詳細を詳しく解説

2022年05月23日  キッチンのメンテナンス


キッチンをリフォームする際には、こだわりを詰め込むほど費用が高くなります。

また、施工個所が多ければ長期的な工事になるため、数日間自宅のキッチンが使えなくなります。場合によっては数週間程度時間がかかります。

もちろん工事内容によって費用や工期が異なりますが、事前に確認しておくべき点であるのは確かです。本記事ではキッチンリフォームにかかる日数や費用に関して確認していくので、参考にしてみてください。

キッチンリフォームにかかる日数は?

まずはキッチンリフォームにかかる日数から確認します。

たとえば、同じ場所に新しいキッチンを設置する場合のキッチンリフォームの工期は2日から6日程度です。

しかし、壁付キッチンからカウンターキッチンやアイランドキッチンに変更する場合は、さらに工期が必要です。

配管の位置やコンセントの配置なども変更しなければならないためです。
明確な日数に関してはリフォーム内容によって異なるので、リフォーム業者に確認しましょう。

工期が長くなってしまうキッチンリフォームの特徴とは?

キッチンのスタイルを変更する場合以外にも工期が長くなるキッチンリフォームも存在します。1つずつ確認します。

■キッチンのスタイルを変更する場合
壁付キッチンからカウンターキッチン、カウンターキッチンからアイランドキッチンなど、キッチンのスタイルを大幅に変更する場合は、工期が長くなります。

上述した通り、配管の位置やコンセントの配置の変更が必要だと言いましたが、他にも換気ダクトやガスの配置なども変更しなければなりません。

つまり、壁だけではなく床下や天井の内装工事も行うので工期が長くなります。キッチンの位置を変更する場合は、工事がするまでおよそ2週間から3週間程度の日数が必要です。

■海外からキッチンを輸入する場合
海外のキッチンを輸入する場合、海外の会社から輸送されるため注文から納品まで3ヶ月から4ヶ月程度見積もって置く必要があります。

また、注文の際に打ち合わせをしなければならないので、発注するまでにも時間がかかることを把握しておきましょう。

選択するキッチンによっては、限られた人しか設置できないケースがあるため、職人のスケジュール調整も必要です。場合によっては半年程度かかることもあります。

■オーダーメイドキッチンの場合
既製品ではなく、オーダーメイドキッチンにする場合は1ヶ月から2ヶ月程度の時間がかかります。

理想的なキッチンを自宅に設置できるため、大変魅力的ではありますがある程度の時間が必要です。

さらに、オーダーメイドのキッチンに合わせた内装にするための工事をする場合は、より工期が伸びるので注意しましょう。

キッチンリフォームをおこなう時の流れ

上記で紹介した日数は工期のみです。

つまり、業者に問い合わせをしたり、見積もりを確認したりする日程は含んでいません。リフォームを行う時の流れと合わせて、具体的な日数も確認しておきましょう。

■業者探しからキッチンの工事までの流れ
キッチンのリフォームをする場合には、業者探し→現地調査→見積もり提出・確認→業者選択→キッチンの手配→キッチン工事、の流れになります。

業者探しは1日で完了しますが、他のフェーズでは業者の都合も関係してくるため、各1週間程度見積もっておくと安心です。

さらに、業者は比較して相見積もりを取ってから依頼する業者を選択しなければならないので、業者の選択までに時間がかかるでしょう。キッチンの発注と納品もする必要があるので、さらに時間がかかります。

以上を加味すると、業者探しから工事完了までは、およそ1ヶ月から2ヶ月程度です。

■工事の流れ
いよいよキッチンの工事が始まりますが、工事にも流れがあります。

大まかに、工事しない部分を保護する養生→キッチンの解体と撤去→給排水管工事→ガス配管工事→電気工事→下地工事→前面パネル取り付け→レンジフード取り付け→キッチン取付け→コンロの取り付け→コーキング→クロス貼り替え、の流れで行います。
実際には記載していない細かい作業やトラブルが発生する場合があるので注意しましょう。たとえば、電気やガスなどに関しては、資格と専門的な知識を持った人しかできません。人材が確保できない場合は工期が伸びてしまう可能性もあります。

キッチンリフォームの工期を短縮するには?

仕上がりにこだわりを持つほど、キッチンリフォームの工期が伸びてしまいます。

必然的にキッチンが使えなくなる期間が長くなるため、可能であれば工期を短縮したいと考える人もいるでしょう。

■レイアウトを変更しない
キッチンのレイアウトを変更しない選択をすれば、工期を短縮できます。理想的なキッチンにならないかもしれませんが、レイアウトを変更する場合どうしても工期が長くなってしまうため、短期間での作業が困難です。

工期を短くする場合はレイアウトを変更しない、レイアウトを変更する場合は長期の工期を覚悟する、のどちらかを選択しなければならないと認識しておきましょう。しかし、レイアウトを変更しない場合は費用を抑えられるため、キッチンのグレードをワンランクアップさせることも可能です。

レイアウトを変更しない場合は、新しい選択肢も視野に入ってくるので、リフォーム業者や家族と相談しながらディティールを詰めていきましょう。

■できる作業を済ませておく
キッチンの収納スペースにある食器や調理器具、家電などを予め移動させておくと、工事がスムーズに進行します。業者が来てから収納を空けるとなると時間がかかってしまうため、できる作業を済ませておきましょう。

業者がいなくてもできる作業なので、事前にやっておくのがおすすめです。あまり工事に影響しないと考えてしまうかもしれませんが、工期を早くするために協力しましょう。

キッチンリフォームの費用相場

最後にキッチンリフォームの費用相場を確認します。

■50万円程度のリフォーム
50万円以下でできるリフォームは、食洗機の交換、換気扇の交換などの、オプション機能の取り付けができます。また、ワンルームに設置されている小さいキッチンの交換も可能でしょう。

主に寿命を迎えた設備の交換がメインです。

■150万円程度のリフォーム
予算が150万円程度あれば、キッチン全体の交換が可能です。たとえば、壁付からカウンターキッチンに変更したり、壁紙や床材を交換したりもできます。しかし、アイランドキッチンにする場合は、150万円で収まらない可能性があるので注意しましょう。

■200万円程度のリフォーム
200万円以上のリフォームの場合、デザイナーズマンションのようなおしゃれなキッチンを構築できます。特注のキッチンでコの字型にしたり、開放感があるオールステンレスキッチンにしたりもできるでしょう。

予算を確保できれば、細部の要望も実現できる可能性が高くなりますが、場合によっては400万円、500万円の費用が必要です。現実的な折り合いを付けて、希望に近いキッチンを作りましょう。

まとめ

キッチンのリフォームはかなり日数がかかってしまうため、キッチンが使えない間の食事も考えなくてはなりません。施工にかかる費用だけではなく、食費の面もきちんと視野にいれて工事を行いましょう。

ホットプレートや電気ケトルなどの家電があれば、キッチンを使わなくても調理ができるので、食費を抑えられます。しかし、リフォームに合わせて購入するとなると、単に出費が増えてしまうため考えものです。

キッチンのリフォームは考えなければならない問題が多いですが、乗り越えた時の仕上がりは言葉になりません。よく相談して快適なキッチンを作りましょう。

こうち水道職人 0120-492-315

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