水のコラム
シャワーヘッドの交換は自分でできる!方法と選び方を紹介
シャワーヘッドを交換したいが、自分でできるのか不安な方もいるでしょう。
シャワーヘッドの交換は、やり方さえ知っていれば、誰でも簡単に行えます。この記事では、シャワーヘッドの交換方法や注意点などを詳しく解説しています。
そのほか、シャワーヘッドの種類や選び方も紹介しています。シャワーヘッドの買い替えや交換を考えている方は、参考にしてください。
シャワーヘッドの種類と選び方
シャワーヘッドは、塩素除去や美容、節水などさまざまな機能の物があります。
そのため、シャワーヘッドの交換を考えている場合は、自分に合った機能の物を選ぶとよいでしょう。
ここからは、代表的なシャワーヘッドの機能を6つ紹介します。
シャワーヘッドの交換を考えている場合は、ぜひ参考にしてください。
マイクロバブルやファインバブル
手軽に自宅の入浴タイムをグレードアップする方法として、マイクロバブルやウルトラファインバブルがあげられます。
マイクロバブルとは、1μm以上100μm未満の泡のことをいいます。ウルトラファインバブルは、マイクロバブルよりもさらに細かい直径1μm未満の泡のことです。
シャワーヘッドが小さな泡を生成してくれることで、毛穴の奥までキレイに洗えます。保湿効果も期待できるため、美容に向いているシャワーヘッドを選びたい方におすすめです。
そのほか、自宅の湯船をバブルバスにもできるため、入浴の質が一気に上げたい方にも向いています。
塩素除去・浄水
水道水には、病原性物質からの汚染を防ぐために一定濃度で塩素が含まれています。
水道水には欠かせない塩素ですが、タンパク質を分解してしまう効果もあります。そのため、塩素除去機能がないシャワーヘッドを使用することは、肌荒れにもつながります。
塩素除去や浄水機能があるシャワーヘッドを使用すると、肌質だけではなく、髪質への刺激も減らせるでしょう。そのほか、犬や猫などのペットにも、塩素除去シャワーヘッドは効果的です。
水流切り替えや水圧切り替え
シャワーヘッドの水流や水圧が切り替えられる場合は、自分好みの強さでシャワーを浴びられます。
たとえば髪や頭皮などをしっかりと洗いたい場合は、強めの水圧にする。洗顔や刺激を抑えたい場合は、ミストにするなど切り替えが可能になります。
節水機能
少しでも水道代を抑えたい場合は、節水機能があるシャワーヘッドがおすすめです。
節水機能があると、通常のシャワーヘッドに比べ30%〜50%の節水が期待できます。また、シャワーヘッドの中には、手元に止水ボタンがついているタイプがあります。
お湯の出しっぱなしを防げるため、より節水効果が期待できるでしょう。
軽量タイプ
シャワーヘッドを使用していると、腕が疲れてしまうこともあると思います。
もしも腕の疲れを感じた場合は、軽量タイプのシャワーヘッドを選ぶのがおすすめです。
一般的なシャワーヘッドは、200g~300gといわれています。
軽いシャワーヘッドを探している場合は、200g以下の物を選ぶと間違いないでしょう。またシャワーヘッドの重さは、型番名で検索すると、簡単に調べられます。
低水圧
シャワーヘッドの水圧をとにかく強めたい方も多いでしょう。
水圧の強さにこだわりたい方は、低水圧用シャワーヘッドを選ぶのがおすすめです。低水圧用シャワーヘッドは、散水板の穴を減らしたり、ヘッドを小さくした構造で水圧を強めてくれます。
水圧が強いため、マッサージ効果なども期待できるでしょう。そのほか、少ない水量で水圧が強いため、ガス代や水道代など光熱費を削減できる効果もあります。
低水圧用シャワーヘッドの中には、手元に止水ボタンがあるタイプもあります。そのため、手元に止水ボタンがある低水圧用シャワーヘッドを選ぶと、より節水効果が期待できるでしょう。
シャワーヘッドの交換方法
シャワーヘッドには、さまざまなタイプの物があります。
そのため、シャワーヘッドの交換を考えている方もいるでしょう。ここからは、シャワーヘッドの交換方法を紹介します。シャワーヘッドの交換は、一人でもできるためぜひ挑戦してみてください。
手順1:シャワーヘッドのメーカーを調べる
シャワーヘッドの交換をする際は、最初に現在試用しているメーカーを調べます。
シャワーヘッドのメーカーは、ホースとのつなぎ目付近に記載されていることが多いです。もしもメーカー名が「KVK」「MYM」「ガスター」の場合は、付属のアダプターが必要です。
付属のアダプターがないと、水漏れが起きてしまうため注意しましょう。
手順2:シャワーヘッドを取り外す
シャワーヘッドは、反時計方向に回すと取り外せます。
取り外す際は、作業中の水漏れを防ぐためにも、止水栓を閉めてきましょう。
また、シャワーヘッドを長年使用していると、水分に含まれたカルシウムなどで固着されている恐れがあります。固着されている場合は、金具の水分を取り除くと、取り外しやすくなるでしょう。
どうしても外れない場合は、ホースごと交換することや業者に見てもらうことも検討してください。
手順3:シャワーヘッドの取り付け
シャワーヘッドを取り外せたら、ポリーナなどを取り付けます。
またシャワーヘッドの中には、付属のアダプターが必要なタイプもあります。MYMやKVK、ガスターは付属のアダプターを使用するようにしましょう。
シャワーヘッドは、メーカーに合った物を選べば、誰でも簡単に行えます。ただし、LIXIL制の一体型シャワーヘッドは、ホースから交換する必要があります。そのほか、シャワーホースと蛇口部分を接続するため、専用のアダプターも用意しないといけません。
また、海外製のシャワーヘッドを使用している場合は、ホースと合わない場合があるでしょう。スムーズに交換するためにも、事前にメーカーや必要な物は確認しておくと安心です。
シャワーヘッドの交換は業者に依頼すべき?
シャワーヘッドの交換は簡単なため、自分ですることが可能です。
ただし、シャワーヘッドを変える際は、一緒にお風呂の状態も確認してもらうのがおすすめです。
お風呂の状態がよくないと、せっかく交換したシャワーヘッドもすぐに劣化する恐れがあります。そのほか、カビや害虫の発生にもつながるため、一度業者に見てもらうといいでしょう。
水回りの業者は、同じサービス内容でも、値段が大きく異なります。少しでも安く依頼するためにも、できるだけ複数の業者で見積もりを取るようにしてください。
まとめ
シャワーヘッドには、さまざまな機能を持った物があります。
そのため、シャワーヘッドを交換するだけで、現状の悩みが解決することも期待できるでしょう。シャワーヘッドの交換はとても簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。
また、シャワーヘッドを交換する際は、業者に水周りを見てもらうことがおすすめです。お風呂の環境をよくすることで、交換したシャワーヘッドも長持ちするでしょう。
そのほか、カビや害虫などの被害も防げます。業者への依頼を考えている場合は、少しでも安く依頼するためにも、最低3社からは見積もりを取りましょう。