水のコラム

ユニットバスの臭いが気になる!居心地のよい空間にするには?

2022年07月21日  お風呂

お風呂の臭いが気になっても、臭いの発生源が分からなかったり、効果的な掃除方法が分からなかったりして、なかなか対処できない人も多いでしょう。しかし、すぐに臭いの原因を発見して対処しなければ、業者を呼んで対処するしかなくなってしまいます。

まずはユニットバスが臭う原因について確認していきます。そして、臭いをなくす方法や予防する方法を知って、的確に対処していきましょう。

ユニットバスの臭い。よくある原因は?

ユニットバスの臭いの原因として考えられるものはいくつかあります。お風呂とトイレが一緒になっているユニットバスの場合は、尿に含まれているアンモニア臭が充満する時があります。

浴室内は湿気があるので、雑菌が増えてしまいさらに臭いがひどくなるケースもあるでしょう。

他にも、石鹸カスや皮脂が排水口に付着していることから下水のような臭いがしたり、酸っぱい臭いがしたりします。特に、排水口のヌメリは臭いを発生させる原因でもあるので、掃除をして取り除く必要があります。

換気扇が汚れている場合、カビの臭いが漂います。さらに、お風呂とトイレが一緒になっている場合は、シャワーカーテンのカビによって悪臭の原因になる場合もあるので、しっかりと換気しなければなりません。

ユニットバスの臭いの原因として考えられるのは以上となりますが、間取りによっても臭いの原因が異なります。自宅の状況と照らし合わせて臭いの元を特定しましょう。

配水管の場合は厄介
アンモニア臭は独特な臭いがするので原因の特定と対処が容易です。一方で、カビの場合は目で見て分かるので、同様に原因の特定と対処が可能です。

しかし、排水口から漂う排水臭は、原因が特定できても対処ができるかどうかは分かりません。というのも、排水管の中を直接確認できないためです。

排水管には汚れた水が流れていきますが、言い換えれば常に汚れが蓄積される場所でもあります。石鹸カスや皮脂、髪の毛が原因でヌメリを発生させたり臭いを発生させたりしている可能性もありますが、排水トラップに原因がある場合もあります。

排水トラップは排水管から害虫や臭いが浴室に侵入しないために作られているもので、正しく機能していないと臭いの原因になってしまいます。つまり、排水管が臭いの原因である場合、原因が増えてしまうということです。
排水管の状態を確認するのは困難なので、定期的に掃除をして予防していく方法を取るしかありません。

ユニットバスの臭いをなくす方法

どんな臭いであっても、定期的な掃除と湿気対策でユニットバスの臭いを防げます。しかし、臭いによって掃除方法が異なります。

アンモニア臭の場合
アンモニア臭の場合、トイレや排水管が原因です。酸性洗剤を使ってトイレの内部に蓄積されている尿石を溶かしたり、歯ブラシを使ってスキマの汚れを取り除いたりしましょう。

排水管の掃除には、パイプユニッシュや錠剤の薬剤を使って掃除するのがおすすめです。
トイレは定期的に掃除して、排水管は月に1度を目安にするのがよいでしょう。

下水の臭いの場合
下水のような臭いがする場合は、排水口の汚れやヌメリが原因です。よって、排水口の掃除をすれば臭いが改善されます。重曹とクエン酸を使った方法で掃除すれば、人体に有害な臭いを発生させないで掃除することができます。

子供やペットがいる家庭であれば、薬剤を使用しないで掃除するのがおすすめです。もちろん、汚れにもきちんと効果があるので問題ありません。細かい部分は歯ブラシを使って掃除しましょう。

排水管を隠しているヘアキャッチャー等のパーツを全て外して綺麗にして元に戻すだけで臭いが改善されるので、下水の臭いがする場合は試してみましょう。

酸っぱい臭いがする場合
皮脂によって酸っぱい臭いがする場合も、重曹とクエン酸で掃除が可能です。大さじ2杯の重曹と、小さじ4杯のクエン酸を500mlのお湯で混ぜて、スプレーボトルに注ぎます。

あとは、浴室を換気しながら浴室全体にスプレーします。汚れが薄い場合は15分程度放置、汚れが酷い場合は1時間程度放置してから、お湯で洗い流せば完了です。

カビの臭いの場合
カビの臭いがする場合は換気扇を掃除しましょう。換気扇の化粧パネルは週に1度の頻度で掃除するのがおすすめです。水で薄めた中性洗剤を使って拭いて、水拭きと乾拭きをすれば完了します。

換気扇の内部は3ヶ月に1度にフィルターやファンを掃除します。家庭によっては化粧パネル自体が取り外せない場合もあるので、フィルターだけでも掃除しておくのがおすすめです。
とはいえ、メーカーの規定や換気扇の使用頻度によって掃除するタイミングが異なります。

ユニットバスの臭いを予防する方法

定期的な掃除もユニットバスの臭いを予防しますが、湿気対策もしなければなりません。むしろ、確実に予防するのであれば、十分な換気を意識しましょう。

お風呂とトイレが一緒になっている場合は、特に換気しなければなりません。湿気は雑菌が好むので、臭いの原因となります。

換気扇を回し続けるだけではなく、ドアを開け続けるのも効果的です。シャワーカーテンは定期的に交換するようにしましょう。

ユニットバスの臭いが繰り返すときには

上記に記載した掃除方法や予防法を試しても、ユニットバス臭いが繰り返す時があります。いわば、何をしても改善されない時ですね。

万が一自分で対処できない場合は、業者に相談して対応してもらいましょう。

業者であれば、原因を追求して手が届かない排水管の奥までもしっかりと掃除してくれます。特に、換気扇は取り外すパーツが多く掃除が困難である場合がありますし、広範囲の汚れはとにかく時間がかかってしまいます。

業者は今後きれいに使い続けるためのアドバイスや、原因の発生箇所までも特定して細かく教えてくれるので、限界を感じたら遠慮なく業者に相談してみてください。

業者に依頼した時にかかる費用の目安
業者に依頼してユニットバスの掃除をしてもらうと、およそ14,000円~20,000円程度の費用がかかります。しかし、排水管の掃除と合わせて換気扇の掃除をしてもらう場合など、複数の掃除を依頼するとより費用がかかるので注意しましょう。

業者に依頼する際は、複数の業者に見積もりを出してもらって比較するのがおすすめです。費用の相場も分かりますし、高額すぎる費用かどうかもチェックできます。

見積もり料と出張料が無料の業者に相談してから、依頼する業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

ユニットバスの臭いが気になったら、すぐに対処するのがおすすめです。特に、排水口からくる下水の臭いは、蓄積された石鹸カスや皮脂、髪の毛が原因であるため、つまりに発展する場合もあります。

今度はパイプクリーナーを使って掃除をしたり、ワイヤーブラシを使って直接汚れを落としたりしなければならないので、別の手間がかかります。掃除の手間を増やさないためにも、定期的な掃除と換気を繰り返して日常的に汚れの予防をしておきましょう。

こうち水道職人 0120-492-315

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