水のコラム
業者選びで失敗しない7つのポイント|水道局指定工事店が安心な理由【水道職人:プロ】

「蛇口からポタポタと水がしたたり続ける」
「トイレがなぜか流れなくなった」
水まわりのトラブルは、ある日突然起こります。
またすぐに修理したいと、いざ業者を探してみても、選択肢の多さに戸惑う方も多いかと思います。
検索結果には「即日対応」「格安」といった言葉が並び、どの業者を選べば良いのか判断するのは簡単ではないですよね。
焦って適当に表示された業者へ依頼した結果、想定以上の料金を請求されたり、対応に不満が残ったりするケースも……。
こういったことを回避するためにも、どれだけ急いでいるときでも、選ぶ基準をある程度備えておくと安心できるはず。
そこでこの記事では、後悔しない水道修理業者の見分け方を、実際に確認する流れに沿って紹介します。
まず確認したいのは「水道局指定工事店」かどうか

数ある専門業者のなかで、まず最初に確かめておきたいのが「水道局指定工事店かどうか」という点。
正式には「指定給水装置工事事業者」というややこしい名称ですが、意味するところは単純で、その地域の水道局から「給水装置の工事を適正に任せられる」と認められた業者だけが名乗れる資格のことです。
技術力や設備などが事前に審査され、それを通過してはじめて掲げられる看板だと考えてください。
ではこの資格がなぜ重要なのか。
それは水道工事において、指定工事店でなければ手を出してはいけない領域があるからです。
水道法に基づいて、各自治体が指定した業者でなければ給水装置の工事はできないと定められています。
不正な工事は、水質の異常や漏水といった、暮らしの安全に直結する被害を招きかねないため、入口の段階できちんと線引きがなされているわけですね。
指定工事店にしか頼めない工事がある
では、その線引きについてもう少し具体的に確認しておきましょう。
ここを抑えておくと、業者選びの際の判断も変わってきます。
指定工事店でなければ触れられないのは、水道の根幹に関わる部分。
配水管とつながる給水管、給水栓、止水栓、逆止弁、そして水道メーター。
いずれも、暮らしの水まわりを左右する重要な箇所です。
近年はDIY人気の高まりもあり、「この程度なら自分でも」と手を伸ばしたくなるケースもあるかと思います。
ですが不慣れなまま踏み込んでしまうのは、水道法の観点からも避けていただきたいところです。
さらなるトラブルの原因になるだけでなく、場合によっては近隣の住人などにも影響が出る可能性があります。
決して無理をせず、プロに委ねていただくのが安心です。
とはいえ、自分の手でも対応できる範囲のトラブルもあるにはあります。
簡単な蛇口の取り替えや部品の交換など、法律上は「軽微な変更」とされる部分。
蛇口のホースや浄水器、パッキンといった水栓まわりの部品交換なども、この軽微な範囲の中におさまります。
ただ少しでも判断に迷うようであれば、基本的には自己判断を控え、指定の工事店に相談するようにしてください。
(参考:国土交通省「水道法第16条の2第3項のただし書きについて」)
指定工事店から選ぶ際の、7つのチェックポイント

指定工事店だとわかっても、そこで安心して即決するのは少しお待ちを。
同じ指定工事店でも、対応の丁寧さや料金の透明度など、色々な面で差があるからです。
いくつかの候補で迷った場合は、次の7点を参考にしながら検討してみてください。
1. 見積もりが明朗で、事前に総額を提示してくれる
水回りの修理は、思いのほか高額になることがあります。
だからこそ、作業前の見積もりがとても重要。
基本料金だけでなく、出張料や夜間の割増、部品代まで含めた総額を最初に出してくれる業者であれば、支払いの段階で驚くことは少ないでしょう。
逆に電話口では安く案内されたのに、いざ作業が始まる段階になってから次々と項目が足されていく……といったパターンは絶対に避けたい業者といえます。
必ず事前の見積もりを徹底している業者を選ぶようにしてください。
2. 見積もりのあとで断れる
提示された金額が予算に合わないとき、遠慮なく断れるか。
意外と見落とされがちですが大切なポイントです。
「わざわざ来てもらったから」と気まずさに押され、納得しないまま契約してしまう……そんな事態を防ぐためにも、見積もりが無料かどうか、またキャンセルに費用がかからないかを、電話の段階で確かめておくと安心です。
断りづらい空気を作る業者より、こちらの判断を尊重してくれる業者を選びたいところです。
3. 現場に到着するまでが早い
水のトラブルは、たいていは急を要するもの。
水があふれ続ける、トイレが使えない……そうした状況で何日も先の予約をさせられても意味がありませんよね。
受付の時点で「何時ごろ伺えます」と具体的な目安を伝えてくれる業者を選びたいところです。
4. 作業前に、納得できるまで説明してくれる
なぜその修理が必要なのか。
ほかに選べる方法はないのか。
費用はどこにかかっているのか。
こうした疑問に、依頼者がわかるまで言葉を尽くしてくれるかどうかは、業者の姿勢がはっきりと出る部分です。
説明を省いて作業を進めようとしたり、専門用語で煙に巻こうとしたりする相手には、基本的に警戒した方がよいでしょう。
5. アフターサービスが用意されている
その場では修理や部品交換を終えても、しばらく経ってから不具合が出るというケースはよくあります。
そんなときに保証期間や再訪対応があるか、作業前にその説明があるかどうかは、業者選びの際の大切なポイントといえます。
「直したら終わり」ではなく、そのあとまで責任を持つ構えがあるかどうかも事前に確認しておきましょう。
6. 口コミや評判による裏づけ
資格があることと、腕が確かなことは、必ずしも一致しません。
会話の印象だけでは見抜きにくい部分だからこそ、第三者の声は非常に参考になります。
最近ではインターネット上の口コミも豊富ですし、ご近所での評判や施工事例の写真など、できるだけ世間の評判を確認しておくことで、実際の仕事ぶりのイメージもわいてくるものです。
また良い評価ばかりでなく、低評価にどう向き合っているかまで見ておくのもおすすめです。
7. 24時間の受付体制があるか
水のトラブルは、時間を選んでくれません。
深夜に蛇口が壊れたり、早朝に水が漏れ出したり。
そういった際にいつでも受け付けてくれる体制があるかどうかは、いざという場面でも大きな助けになります。
地域に根ざした安心できる指定工事店を選ぼう
水道修理業者の選び方について、あらためて整理しておきましょう。
まず「水道局指定工事店かどうか」で候補をしぼる。
そのうえで、見積もりの明朗さや到着までの速さ、説明の丁寧さ、アフター対応の有無などの条件を照らし合わせていく。
また余裕があれば第三者によるレビューなども確認しておく。
こういった順序を意識するだけで、慌てて選んで後悔するといった事態はかなり避けられるはずです。
急なトラブルほど、焦って目の前の一社に飛びついてしまいがちですが、ほんの数分だけ立ち止まって、情報を確かめてみてください。
そのひと手間が、結果として費用や時間を守ってくれることにつながります。
※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。













