水のコラム

トイレの便器詰まりの原因を徹底解説!実はあの商品も詰まりの原因だった?

2021年06月06日  トイレのトラブル

トイレが詰まっていると言っても、理由はたくさんあります。
今回は、トイレが詰まりやすい要因とその理由、対処方法についてご説明します。
毎日使うトイレについて、少しでも注目していただければと思います。

そもそも溶ける紙以外は流せない

トイレは何でも流してしまえる、と勘違いされている方も多いようですがそんなことはありません。
実は流せないもののほうがほとんどです。
海外のトイレ事情のほうがもっと顕著で、トイレットペーパーを流すだけでも詰まってしまう下水システムしかない国はたくさんあるのです。

海外のトイレを使った際に、便器のそばにゴミ箱が設置されていて、その中にトイレットペーパーが捨てられているのを見かけたことはありませんか?
あれは、紙を流すと詰まってしまうため、ゴミ箱に捨てるルールになっているのです。

理由としては、水圧や配管の大きさなど排水設備が成熟していない、紙で拭くよりも備え付けのシャワーホースで清める風習が残っているなど、事情は色々あるようですが、そもそも海外のトイレットペーパーは水に溶けにくいから、という事情もあるようです。
使用したトイレットペーパーを流してしまう国は、意外に少ないのです。
もちろん、溶けない紙を流してしまえば、日本のトイレも詰まってしまいます。

トイレでよく詰まる原因となるもの

・食べ残しや嘔吐物
最初に考慮すべきことは、食べ残しや嘔吐物が簡単に詰まる可能性があることです。
トイレは最初から嘔吐物を洗い流す場所とは想定されていません。
 
 
・大量のトイレットペーパーやティッシュペーパー
第二に、トイレットペーパーなど溶ける紙でも大量に流し込むと、詰まりやすくなります。
同様に、生理用ナプキン、ペットシート、おむつなどをトイレに流すことはできないのです。
トイレットペーパーなど紙以外は流れるようにできていないので、きちんと区別してください。
 
 
・ハンカチや携帯電話、スマホ、消臭剤のキャップといった固形物
また、ハンカチ、携帯電話、スマートフォン、デオドラントに帽子などの固形物を誤って落とし、流すこともあります。
ほとんどの場合、洋服のポケットに入れてから落ちるものなので、落とさないように気をつけましょう。

また、お子さんが誤っておもちゃを落としたり、喫煙者がライターを落としたりするケースも頻発しています。
これらの固形物を落とした場合は、すぐに拾い上げて適切な処置をしてください。
 
 
・ペットのトイレ砂
最近は家の中でペットを飼う人が増えてきました。
ペットのトイレ砂を廃棄するのに、トイレに流してしまう人が後を絶ちません。

とくに、ペットトイレに使用されている「猫砂」を大量に洗い流すと、目詰まりする場合があるのです。
ペットのトイレ砂はトイレに流さないようにしましょう。

詰まったトイレの水洗方法

1.ビニールシートで床を覆う
床をビニールシートで覆い、汚水が飛び散らないようにしましょう。
トイレの詰まりを除去する際には、水を扱うために予期せぬ飛び散りが発生します。
ラバーカップをしっかり使うためにも、養生は行いましょう。
 
 
2.トイレクリーナーを使用する
トイレクリーナーは、食品の残留物を取り除く働きがあります。
ドラッグストアなどで手軽に手に入りますので、まずはそうした家庭用洗剤を使うことが最短ルートといえるでしょう。

重曹やクエン酸なども詰まりを解消するものとして知られています。
詰まったものを薬剤で軟化させておくと、後の作業が楽になります。
 
 
3.ラバーカップや真空ポンプ(スッポン)を使う
トイレの詰まりには、ラバーカップや真空ポンプ(スッポン)が一番です。
薬剤で詰まりの原因を軟化させておいて、ラバーカップで引き上げる方法がもっともポピュラーでしょう。

携帯電話やスマートフォンなどの小さい固形物も取り除けます。
一方、おもちゃなどの大型品の場合は、より強力な真空ポンプを使用してください。
 
 
・注意!熱湯は使わない!
詰まりと解消しようと熱湯を流し入れることを推奨する口コミを見かけますが、じつは何の根拠もないことだと言われています。
むしろ熱湯を流し入れると、便器にひびが入り破損してしまう事例が相次いでいます。
理由は、ヒートショック割れという現象を引き起こしているから、とされています。

元来陶器は熱に強い素材ですが、局部的にいきなり加熱されると、その部分だけが膨張してひびが入ったり、最悪の場合には割れてしまったりするのです。
陶器でもガラスでも、いきなり熱湯を注ぐと割れることがあります。

たしかにお湯のほうが、詰まった物を早く軟化させる働きを期待できるかもしれませんが、リスクのほうが高いのです。
どうしてもお湯を使ってみたいときには、40~60℃くらいの温度にしてください。

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色々ためしてみて、それでもブロックされて取れない場合は、業者に依頼して詰まりを取ってもらいましょう。

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こうち水道職人 0120-492-315

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