お風呂の臭いは何が原因？臭いの原因と解決方法を紹介！ |

水のコラム

お風呂の臭いは何が原因？臭いの原因と解決方法を紹介！

2021年09月12日お風呂のトラブル

お風呂で悪臭を感じることがある

お風呂は身体を洗い1日の疲れを癒す場所です。
しかし、水回りの設備であることから悪臭が発生する場合があります。
浴室内に悪臭が漂ってしまうとリラックス効果は低減し、気分も落ち着かないことでしょう。

そこで今回はお風呂の悪臭に着目し、悪臭の原因や解決方法を紹介していきます。
お風呂を清潔に保つためにもぜひ参考にしてください。

悪臭は健康被害をもたらす

浴室内の悪臭は軽視してはいけません。
初期段階では些細な悪臭だったとしても時間の経過によって悪臭は強くなりやがて不快さを感じるほどになります。

さらに、悪臭が漂っているお風呂を使用していると、呼吸の際に悪臭も吸い込み体調不良につながってしまいます。
悪臭はめまいや吐き気など健康被害に直結するため決して放置してはいけません。

悪臭は雑菌繁殖の証拠

浴室内に悪臭が発生しているとは、雑菌が繁殖していることを意味します。
雑菌が繁殖している環境は人間にとって好ましい環境とは言えません。
衛生状態が悪化していることなので、すぐに掃除の必要があります。

繁殖した雑菌が直接肌に触れると肌トラブルを引き起こす可能性があります。
アトピーや湿疹などが発生する可能性もあるため、掃除の際はビニール手袋を使用してください。

悪臭の発生箇所は排水溝と換気扇

悪臭の発生箇所の多くは排水溝と換気扇です。
排水溝と換気扇のどちらか、または両方が汚れていると、そこから悪臭が発生してしまうのです。
排水溝も換気扇もどちらも定期的に掃除して常に清潔にしておく必要があります。

・排水溝に溜まった髪の毛が原因
お風呂では洗髪の際、多くの髪の毛が抜け落ちます。
家族がいればその分だけ抜け落ちる量も多いことでしょう。

特に女性の髪は長いことが多いため、同じように抜け落ちても溜まる量は大きく異なります。
抜け落ちた髪の毛は排水溝に溜まり悪臭の原因になります。

また、排水溝に溜まった髪の毛は詰まりの原因にもなるため定期的に掃除しなくてはなりません。

・排水溝に溜まったごみが原因
お風呂で発生するごみは抜け落ちた髪の毛だけではありません。
身体から落ちる皮脂汚れもごみとして溜まっていきます。

油分を含んでいるため水に溶けにくく、排水溝に溜まりやすいため皮脂汚れも髪の毛と同様に悪臭の原因になります。
溜まったごみは放置せず、定期的に捨ててください。

・カビの生えた換気扇が原因
換気扇は見落としがちですがカビが付着するポイントでもあります。
換気扇を回して外気を取り入れようとしても、換気扇自体が汚れていては意味がありません。

汚れた換気扇で外気を取り入れてもすぐに悪臭が発生してしまいます。
普段の掃除で手が届きにくい換気扇も定期的に掃除しましょう。

徹底的に掃除して悪臭を改善

お風呂の悪臭を取り除くには悪臭の原因となっている箇所を掃除するしかありません。
空気だけを入れ替えたのでは根本的な解決にはならず、すぐに悪臭が際発生してしまうからです。
原因となる汚れをしっかりと除去した上で、新鮮な空気を入れることにより悪臭の改善が見込めます。

・お酢を使って掃除する
単にブラシで擦るだけの掃除よりもお酢を使って掃除することで効率よく掃除を進められます。
これは、お酢が持つクエン酸効果を利用したもので、汚れを分解することで落ちやすくしてくれるのです。
お酢は食材にも使われているとおり、人体に影響はありません。
しかし、特有の刺激臭を持つため、使用の際は換気を十分に行ってください。

・重曹を使って掃除する
重曹もお酢と同様に汚れを分解する力があります。
お酢と比較して臭いもないため手軽に使用できるのもおすすめポイントです。

スーパーなどで手軽に入手でき、汚れに振りかけるだけで使用できるため非常に便利な掃除アイテムです。
浴室以外の場所にも使用できるため、掃除用として常備しておいて損はありません。

・歯ブラシを使って掃除する
大きなブラシでは手の届かない場所も歯ブラシを使用することで汚れが落とせます。
使い古した歯ブラシはすぐに捨てるのではなく、一度掃除用品として使用しましょう。
本来捨てるはずだったものを利用するため、エコ意識を持ち節約にもつながります。